求人広告で採用できる募集とできない募集

会社のイメージ

求人広告に出せば比較的採用しやすい募集と、求人広告では採用が難しい、あるいはほとんどできない募集があります。

にもかかわらず、本来は後者にあたる募集内容なのに、「広告に出せば何とかなるはず」と求人広告に頼り続け、四苦八苦されている会社を、これまで何度も見てきました。

広告で採用できれば楽なのは、よく分かります。出して待つだけで人が来れば、それに越したことはありません。

ただ、ほとんど効果が期待できない方法に、期待し続けるのは正直もったいない、そう感じる場面も少なくありません。

例えば、土木工事の作業員を募集する場合を考えてみてください。

私自身、この20年ほどで、土木工事の作業員募集を何度も扱ってきました。

フリーペーパーや折込チラシといった紙媒体の時代から、求人サイトや検索型媒体が主流になった今に至るまで、求人広告だけで安定して採用できたケースは、ほとんどありません。

一方で、同じ会社が事務員を募集するとどうでしょうか。もちろん条件にもよりますが、比較的スムーズに応募が集まり、採用につながるケースが多いのは、多くの方が想像できると思います。

当たり前の話ですが、求人広告も「広告」です。

広告には、集めやすいものと、集めづらいものがあります。

これを採用ではなく、集客に置き換えると分かりやすいかもしれません。

例えば、卵1パック99円のスーパーのチラシを1000枚配れば、卵が300円近くする今の時代なら、開店前から行列ができる可能性は十分にあります。

では、外壁塗装のチラシを1000枚配った場合、何件の問い合わせがあるでしょうか。

よく言われる数字では、反応率は 0.01〜0.1%。つまり、1件問い合わせがあれば「かなり良い結果」と言える世界です。

同じ「広告」でも、扱う商品やサービスによって、効果は大きく変わります。

これは採用もまったく同じです。広告に向いている募集は、広告で効果が出やすい。

広告に向いていない募集は、広告以外の方法を考えるか、少なくとも併用する必要がある。

それが現実的な選択ではないかと、私は考えています。

もし、「うちの募集は、広告に向いているのか分からない」「今のやり方が正しいのか、一度整理したい」

そう感じたら、矢島事務所では、そうした段階からの相談もお受けしています。