2026年1月9日
求人広告は、採用のための万能な手段ではありません。あくまで広告であり、向き・不向きがあります。広告には、相性の良い仕事と、相性の悪い仕事があります。これは白か黒かではなく、段階的な違いです。
たとえば、卵99円のスーパーのチラシであれば、1000枚配って100人来店する可能性もあります。価格が明確で、判断までの距離が短いからです。
しかし、外壁塗装のチラシでは事情がまったく違います。1000枚配って1件反応があれば、十分に成果が出ていると言えるでしょう。検討期間が長く、信頼構築が前提になるためです。
求人広告も、同じ構造をしています。職種や仕事内容によって、広告を出せば反応が出やすいケースもあれば、よほど条件が良くない限り、広告主導では難しいケースもあります。
正直に言えば、土木作業員や整備士などの一部職種については、広告だけで結果を出すことが難しい場合が多いです。そのため当社では、広告主導では成果を約束できないと判断した場合、無理に支援をお引き受けすることはしていません。
一方で、私たちが最も力を発揮できるのは、広告を出せば来るか来ないか、判断が分かれる位置にいる会社です。
仕事内容や条件自体は悪くない。ただし、情報の整理や伝え方が弱い。この状態では、広告費だけが先に消えてしまいます。だからこそ、広告の前に「設計」が必要です。
誰に向けた仕事なのか。どんな人に合い、どんな人には合わないのか。そこを明確にした上で、広告を使う。求人広告は、正しく使えば強力な武器になります。しかし、相性を無視して使えば、成果は出ません。
採用に悩んでいる場合は、まず「広告を出す前の準備」ができているかを見直してみる必要があります。